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★見頃の花散策マップ★更新しました(スモークツリー)

公開日

スモークツリーの花穂がふわふわしています♪

スモークツリーは、日本では「煙の木」、「霞の木」等とも呼ばれています。
ふわふわした花穂が煙のように見えることからこの名が付けられました。
ちなみにスモークツリーはハグマノキ属ですが、ハグマノキは漢字で書くと「白熊の木」。
「白熊=ヤク(チベット等に生息する牛の一種)」で、花穂のふわふわをヤクの尻尾に例えて命名されたそうですよ。

(ぜひ、「白ヤク チベット」と検索してみてください!白いふわふわの牛が出てきます!)

この写真は、ふわふわになる前の、花の時期。(花はすっごく小さいです。)
スモークツリーは“雌雄異株”で、ふわふわになるのは、雌株のみです。
雌株は花が咲いたあと、花柄(かへい)という雌花の軸の部分が長く伸びて綿毛のようなふわふわになります。

これは、種が遠くに飛ぶように進化したもので、花柄の先についた種を遠くに飛ばす役割を担っています。
ほら・・・よく見たらふわふわの中に、種がありますよね!(黒い粒みたいなものが種です)

スモークツリーの葉っぱは、こんな感じ。丸っこくて、きれいな緑色ですね。

そしてよく見ると・・・
隣の低い位置にいる黒い葉っぱのこの子も、花穂が少ないですが、スモークツリーですよ!

スモークツリーは、福岡市植物園の芝生広場の奥(野草園側)にいます♪
遠くからでも赤いふわふわした“煙”みたいな花穂が目立っていて、どこにいるかすぐに分かりますよ~★
 

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春のバラも、あと1週間ぐらいが見頃のピークだと思われます。
こちらもまだまだすっごく綺麗です♪
スモークツリーと一緒に、ぜひ見に来てくださいね!!

スモークツリー
●学名:Cotinus coggygria
●科名:ウルシ科
●属名:ハグマノキ属
●場所:花木園A(芝生広場奥)

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園内の見頃の花をご紹介する「見頃の花散策マップ」を更新しました。

マップは毎週木曜日に更新をしています。
園内でお配りしているほか、下記のリンクやこちらの福岡市植物園のホームページ内にも掲載しています。

見頃の花散策マップは、見頃の植物を厳選して植物園が選ぶ「今、これを見て欲しい!」が詰まったマップです。

開花中の植物マップも更新しています。園内(温室以外)で開花している全植物をご紹介しています。より詳しく福岡市植物園を散策されたい方はこちらのマップをご覧ください。

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