★見頃の花散策マップ★更新しました。(2022.8.15更新)
公開日 2022年8月11日
園内の見頃の花をご紹介する「見頃の花散策マップ」を更新しました。
8/11発行分では、バタフライピー、アコウ(実)、温室からはフウリンブッソウゲなどが載っています。
これらのマップは毎週木曜日に更新をしています。
園内でお配りしているほか、下記のリンクやこちらの福岡市植物園のホームページ内にも掲載しています。
見頃の花散策マップは、見頃の植物を厳選して植物園が選ぶ「今、これを見て欲しい!」が詰まったマップです。
開花中の植物マップも更新しています。園内(温室以外)で開花している全植物をご紹介しています。より詳しく福岡市植物園を散策されたい方はこちらのマップをご覧ください。
また、福岡市植物園での日々のことは公式Instagramにて発信をしています。
ぜひご覧ください。
アコウの実がたくさんなっています!
これは、クワ科イチジク属のアコウです。アコウには実のつき方以外にも特異な特徴がいくつかあります。
この木にはわたしたちがよく目にするような花は見ることができません。なぜなら、アコウの花はこの実の中に咲き、果物のイチジクと同じでお花は外から見えません。
物騒ですがアコウの別名は「絞め殺しの木」といいます。「種子が鳥によって運ばれ、これが樹上で発芽し成長すると気根が伸び、もとの木が気根にとって絞め殺されているように見える」だそう。そして、最後にはもとの樹木を枯らしてしまうという。
ちなみに大温室にも、同じように幹に実がなるジャボチカバがいます。こちらは低木ですが黒い実なので、インパクト抜群です。
ステキな瀧光夫建築の展望台に昇る際は、ぜひアコウの実を観察してみてくださいね。根元付近には解説版もありますよ!
アコウ
学名:Ficus superba var. Japonica
科名:クワ科
属名:イチジク属
☆園内の見頃の植物は、動植物園YouTubeチャンネルでも紹介しています↓
☆夜の植物園でおすすめの植物も、動画で紹介しています↓