園内施設

温室

特徴

広さ約2,800平方メートルの温室には、めずらしい樹木や花が集まっています。 植物の種類や育つ場所ごとに8つの部屋と2つの庭に分けられています。入り口から続く通路を歩いていくと、10のゾーン全てを見ることができます。また、2階に上がれば、高いところから植物を観察することができます。

温室マップ 1.廻廊温室 2.ラン室-1(原種) 3.ラン室-2(園芸種) 4.水生・水辺植物室 5.サボテン・多肉植物室 6.鉢花室 7.大温室 8.ギャラリー室 9.ランの小庭 10.ランの庭

1.廻廊温室

ブーゲンヴィレアを中心に、様々な花木やつる性植物を配した"花の廻廊"です。 ブーゲンヴィレアは東南アジアなどではポピュラーな花で、本市の姉妹都市マレーシアのイポー(Ipoh)市の「市の花」に指定されています。

2.ラン室(原種)

3.ラン室

この温室では、アジア太平洋蘭会議(1995年)の後に福岡市に寄付された貴重なランなど、これまでに当園が入手した原種のランと、国内で一般的に流通している園芸種のランなどを展示しています。

4.水生・水辺植物室

熱帯・亜熱帯植物の多くは、高温多湿の中で生育するため、湿気に強く、水に対しても様々な形で適応しています。この温室では、熱帯・亜熱帯地域の水の中や水辺に生育する植物を中心に展示しています。

5.サボテン・多肉植物室

多肉植物は、葉茎などが多肉質の構造を持ち、そこに水分や養分を貯え、乾燥に耐える性質を持った植物のことで、その代表がサボテンです。 この温室では、様々な形のサボテンや多肉植物を展示しています。

6.鉢花室

ベゴニア類を中心に、四季を通じて室内で楽しめる植物を鉢植えやハンギングで立体的に展示しています。空調設備によって、温度や湿度をコントロールしており、屋外とは異なる季節の花々を展示することができます。

7.大温室

熱帯雨林は、「ジャングル」とも呼ばれ、生物の多様性に富み、世界の動植物種の半数以上が生育していると言われています。 この温室では、熱帯雨林原産のヤシ類、花木類、果樹類などを展示しており、パパイヤ、マンゴー、コーヒーなどが、どのような木に実っているのか観察することができます。2階に上がれば、高いところからジャングルを眺めることもできます。

8.ギャラリー室

様々な植物の愛好団体等が展示会や体験教室を催すスペースです。

9.ランの小庭

10.ランの庭